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Bandoalpha

Author:Bandoalpha
その時その時の思いついた事の、テキト~なメモ書き、らく書きです。
よってこのブログの基本テーマは、「めちゃくちゃグジャクチャ」、「自分でも何を書いているのか、よく解らない」という事になります。

至らない点につきましては、ご指摘を戴ければ嬉しいです。
まあご指摘を戴いても、あまり進歩・学習することは期待出来ないとは思いますが・・・

Toshi Hino/檜野俊弘
Bandoalpha@msn.com

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北朝鮮は大中小様々な潜水艦を保有しており、その数は80隻ほどになるだろうから、質は兎も角として、保有数では米露中を抜き世界一の潜水艦保有国になるだろうか。

北朝鮮の水上艦艇というのは、魚雷艇、ミサイル艇、哨戒艦艇の沿岸作戦用小型舟艇を主体とするものであるから、海軍力の主力は潜水艦隊ということになるであろう。(

北朝鮮の大型潜水艦であるR(ロミオ)級やW(ウイスキー)級は、1950年代のソ連潜水艦であるから、かなりな旧式艦になる。
北朝鮮の国産潜水艦である中型のサンオ級Ⅰ型&Ⅱ型や小型のヨノ級やユーゴ級はかなりな隻数が建造されており、これらは4~2門の21”魚雷発射管を持ついわゆる通常型の雷装タイプと、雷装を持たない工作員や特殊部隊浸透作戦用の人員輸送タイプとが存在する。

韓国への工作員潜入作戦時にサンオ級とユーゴ級の特殊作戦人員輸送タイプ各1隻が鹵獲されている。()(

 これらは座礁や魚網に絡むなどの事故により露見したものであるから、潜水艦による韓国などへの工作員潜入というのはかなりな頻度で行われていたものであろう。

 北朝鮮は日頃から韓国や日本への工作員潜入とその活動を重視しており、戦時ともなれば、特殊部隊を相手の後方地帯に隠密裏に多数挺身浸透させ、重要目標を攻撃破砕して広く混戦混乱状態を作為することを可能とする大規模な特殊戦部隊を整備しており、潜水艦は隠密潜入の重要な役割を担う以上、今後も特殊浸透作戦用の輸送潜水艦を一定数保有・運用するのであろう。

雷装を持たない特殊浸透作戦専用の人員輸送潜水艦を多数持つというのも世界的には珍しい。

臨戦態勢を称揚し、人民に戦時非常時下にあることを強要することでなんとか保っているような国家であるから、潜水艦基地にも横穴を掘り、洞窟内に潜水艦を隠匿しているようである。
 
ヨノ級などは全長20m+、100t+ほどの小艇であるから、揚陸して陸上施設に隠匿することも可能であろう。

グーグル・アースで北朝鮮の潜水艦基地の様子など眺めてみると、大型潜のR級やW級は露出係留しており、サンオ級やヨノ級は洞窟内に収容している艇もあるようである。

大型潜のR級やW級は出航すればいずれ捕捉されるし、いくら北朝鮮は穴を掘るのが好きだといっても大型潜を収容できる規模のものは空っ腹には難工事だろうし、旧式艦であるから秘匿の必要性も薄いのであろう。

W級はロシア側記録では5隻が北朝鮮に渡っているようである。
1966年: S-75(竣工1953年)、S-90(同1954年)、S-325(1956年)、S-326(1956年)
1988年: S-328(1956年)
かなりな年代モノであるが、近年のビデオに映っているものがあり、北の報道通りに近年の演習時の撮影とすれば、共食いで部品取りなどをし乍ら丹念に修理修繕をして、未だ僅少な稼動可能な艦があるとも考えられる。(Youtube-26.33辺りに出てくる)
 
W級は今や博物館の潜水艦であるから、稼動状態のものがあるのであれば極めて貴重である。(Youtube-展示公開艦)

R級は北朝鮮で建造されたこともあり、型は旧式でも艦齢は比較的に若い。
 
Jane'sなど1995年までR級の建造が続いていたとする資料もあるので、そうであれば殿艦は20年ほどの艦齢になる。 R級の基本設計は1950年代だが、北朝鮮のR級潜水艦は艦齢20年から40年となり、”なあに、まだまだ若い!”。
 海上自衛隊の潜水艦であれば、全艦とっくに退役している艦齢であるのだが。

 中国はR級とその改良型である明級を大量に建造配備したが、建造の過程で蓄電池やソウナーはじめ、装備品を順次新型のものに更新しており、潜水艦にとって命である静粛性も、R級の160dbだったものから140dbに改善されたという。(中国潜艇出海去海底生活ーYoutube
 北朝鮮が中国の技術協力を受けたり、退役したこれら中国艦の装備品等を入手することは可能であったろうし、ソ連のF級(R級より遥かに新しい)も多数スクラップとして入手したといい、種々流用しながら北朝鮮のR級は多くの装備品を順次更新しているものと考えられる。

 R級は潜航状態では5kntであれば7,000浬の航続力を持つといい、充電のため頻繁にシュノーケルを使用する必要があるし、また航走音も近代の潜水艦とは一桁違う大音量を発するので、捕捉されてしまう可能性が大きいものの、日本海や東支那海は勿論、日本列島の太平洋側でも、雷撃や機雷戦、あるいは特殊部隊潜入といった潜水艦作戦が十分可能ではある。
 
NorthKorea (640x406)
A、B、C、Dの地区にR級もしくはW級の大型潜水艦が見られる。

NKS001 (640x401)
A地区は潜水艦基地ではないが、ドックに入渠している1隻があった。

NKS002 (640x402)
B地区は黄海側の第一線の潜水艦隊基地なのだろう、ドック入渠の1隻と埠頭に2隻の大型潜。サンオ級とみられる潜水艦も多数見える。
黄海は平均水深44mと浅く濁った海なので、大型潜より小型潜の活動に適しているであろう。
北朝鮮潜水艦の塗色は常識的な潜水艦の黒色でなく、緑や濃緑系であるが、黄海や沿岸部での運用では黒色よりも緑系のほうが迷彩効果が高いのであろう。

NKS003 (640x401)
C地区。新型潜水艦が見られた新浦の沖の馬養島には、大規模な潜水艦基地があり充実した造修施設が存在する。
ドックに入渠中の2隻と入渠待ちとみられる2隻。
この地域に潜水艦関連の研究開発、建造や改修あるいは教育といった機能が集中しているようである。

NKS004 (640x399)
同じくC地区。すでに廃艦? あまり状態の良くない2隻。

NKS005 (640x402)
同じくC地区の埠頭に1隻。こちらは現役のようだ。

NKS006 (640x401)
同じく埠頭に3隻見える。

NKS007 (640x402)
同じくC地区。 埠頭に5隻の大型潜。状態は良いようで現役艦であろう。サンオ級も見える。

NKS008 (640x400)
C地区で、これは廃艦になったW級?。 機関は撤去されているようで、部品取り等になっているのであろう。

NKS009 (640x401)
D地区。日本海に面する潜水艦の第一線基地である。 大型潜は5隻見える。サンオ級なども多数。
2ヶ所の人工入り江の奥には潜水艦等を収容する洞窟設備があることが窺える。

NKS010 (640x401)
同じくD地区の埠頭の1隻。 この潜水艦基地はなかなか立派な施設のようである。
北朝鮮は潜水艦救難艦一隻を保有するといわれ、レスキューチェンバーは塔載すると思われるが、救難能力の程は未知数である。 旧式潜水艦を多数抱えているので、他人事ながら心配になる。

以上で、黄海側に4隻、日本海側に22隻の計26隻の北朝鮮大型潜水艦が確認できる。 これは北朝鮮の保有する大型潜であるR級およびW級のほぼ全数になる。
 撮影日時が必ずしも同日時ではないので、飽く迄参考にしかならないが、撮影日時を遡って見てもほぼ同数の大型潜が確認出来るので、北朝鮮のR級潜水艦は、さほど長期長距離の航行はしておらず、埠頭停泊が長く、頻繁にドック入りしているようである。

 例えて言えば、週に数回エンジンをかけて町内を走る程度で、あとはガレージにしまって大切に動態保存している、おぢいちゃんのダイハツ・ミゼットみたいなものだろうか。



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2015/04/23 15:39 北朝鮮 TB(0) CM(0)
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