FC2ブログ
おっさんのブツブツですぅ
プロフィール

Bandoalpha

Author:Bandoalpha
その時その時の思いついた事の、テキト~なメモ書き、らく書きです。
よってこのブログの基本テーマは、「めちゃくちゃグジャクチャ」、「自分でも何を書いているのか、よく解らない」という事になります。

至らない点につきましては、ご指摘を戴ければ嬉しいです。
まあご指摘を戴いても、あまり進歩・学習することは期待出来ないとは思いますが・・・

Toshi Hino/檜野俊弘
Bandoalpha@msn.com

Access Counter
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/-- --:-- スポンサー広告 TB(-) CM(-)
北朝鮮は大中小様々な潜水艦を保有しており、その数は80隻ほどになるだろうから、質は兎も角として、保有数では米露中を抜き世界一の潜水艦保有国になるだろうか。

北朝鮮の水上艦艇というのは、魚雷艇、ミサイル艇、哨戒艦艇の沿岸作戦用小型舟艇を主体とするものであるから、海軍力の主力は潜水艦隊ということになるであろう。(

北朝鮮の大型潜水艦であるR(ロミオ)級やW(ウイスキー)級は、1950年代のソ連潜水艦であるから、かなりな旧式艦になる。
北朝鮮の国産潜水艦である中型のサンオ級Ⅰ型&Ⅱ型や小型のヨノ級やユーゴ級はかなりな隻数が建造されており、これらは4~2門の21”魚雷発射管を持ついわゆる通常型の雷装タイプと、雷装を持たない工作員や特殊部隊浸透作戦用の人員輸送タイプとが存在する。

韓国への工作員潜入作戦時にサンオ級とユーゴ級の特殊作戦人員輸送タイプ各1隻が鹵獲されている。()(

 これらは座礁や魚網に絡むなどの事故により露見したものであるから、潜水艦による韓国などへの工作員潜入というのはかなりな頻度で行われていたものであろう。

 北朝鮮は日頃から韓国や日本への工作員潜入とその活動を重視しており、戦時ともなれば、特殊部隊を相手の後方地帯に隠密裏に多数挺身浸透させ、重要目標を攻撃破砕して広く混戦混乱状態を作為することを可能とする大規模な特殊戦部隊を整備しており、潜水艦は隠密潜入の重要な役割を担う以上、今後も特殊浸透作戦用の輸送潜水艦を一定数保有・運用するのであろう。

雷装を持たない特殊浸透作戦専用の人員輸送潜水艦を多数持つというのも世界的には珍しい。

臨戦態勢を称揚し、人民に戦時非常時下にあることを強要することでなんとか保っているような国家であるから、潜水艦基地にも横穴を掘り、洞窟内に潜水艦を隠匿しているようである。
 
ヨノ級などは全長20m+、100t+ほどの小艇であるから、揚陸して陸上施設に隠匿することも可能であろう。

グーグル・アースで北朝鮮の潜水艦基地の様子など眺めてみると、大型潜のR級やW級は露出係留しており、サンオ級やヨノ級は洞窟内に収容している艇もあるようである。

大型潜のR級やW級は出航すればいずれ捕捉されるし、いくら北朝鮮は穴を掘るのが好きだといっても大型潜を収容できる規模のものは空っ腹には難工事だろうし、旧式艦であるから秘匿の必要性も薄いのであろう。

W級はロシア側記録では5隻が北朝鮮に渡っているようである。
1966年: S-75(竣工1953年)、S-90(同1954年)、S-325(1956年)、S-326(1956年)
1988年: S-328(1956年)
かなりな年代モノであるが、近年のビデオに映っているものがあり、北の報道通りに近年の演習時の撮影とすれば、共食いで部品取りなどをし乍ら丹念に修理修繕をして、未だ僅少な稼動可能な艦があるとも考えられる。(Youtube-26.33辺りに出てくる)
 
W級は今や博物館の潜水艦であるから、稼動状態のものがあるのであれば極めて貴重である。(Youtube-展示公開艦)

R級は北朝鮮で建造されたこともあり、型は旧式でも艦齢は比較的に若い。
 
Jane'sなど1995年までR級の建造が続いていたとする資料もあるので、そうであれば殿艦は20年ほどの艦齢になる。 R級の基本設計は1950年代だが、北朝鮮のR級潜水艦は艦齢20年から40年となり、”なあに、まだまだ若い!”。
 海上自衛隊の潜水艦であれば、全艦とっくに退役している艦齢であるのだが。

 中国はR級とその改良型である明級を大量に建造配備したが、建造の過程で蓄電池やソウナーはじめ、装備品を順次新型のものに更新しており、潜水艦にとって命である静粛性も、R級の160dbだったものから140dbに改善されたという。(中国潜艇出海去海底生活ーYoutube
 北朝鮮が中国の技術協力を受けたり、退役したこれら中国艦の装備品等を入手することは可能であったろうし、ソ連のF級(R級より遥かに新しい)も多数スクラップとして入手したといい、種々流用しながら北朝鮮のR級は多くの装備品を順次更新しているものと考えられる。

 R級は潜航状態では5kntであれば7,000浬の航続力を持つといい、充電のため頻繁にシュノーケルを使用する必要があるし、また航走音も近代の潜水艦とは一桁違う大音量を発するので、捕捉されてしまう可能性が大きいものの、日本海や東支那海は勿論、日本列島の太平洋側でも、雷撃や機雷戦、あるいは特殊部隊潜入といった潜水艦作戦が十分可能ではある。
 
NorthKorea (640x406)
A、B、C、Dの地区にR級もしくはW級の大型潜水艦が見られる。

NKS001 (640x401)
A地区は潜水艦基地ではないが、ドックに入渠している1隻があった。

NKS002 (640x402)
B地区は黄海側の第一線の潜水艦隊基地なのだろう、ドック入渠の1隻と埠頭に2隻の大型潜。サンオ級とみられる潜水艦も多数見える。
黄海は平均水深44mと浅く濁った海なので、大型潜より小型潜の活動に適しているであろう。
北朝鮮潜水艦の塗色は常識的な潜水艦の黒色でなく、緑や濃緑系であるが、黄海や沿岸部での運用では黒色よりも緑系のほうが迷彩効果が高いのであろう。

NKS003 (640x401)
C地区。新型潜水艦が見られた新浦の沖の馬養島には、大規模な潜水艦基地があり充実した造修施設が存在する。
ドックに入渠中の2隻と入渠待ちとみられる2隻。
この地域に潜水艦関連の研究開発、建造や改修あるいは教育といった機能が集中しているようである。

NKS004 (640x399)
同じくC地区。すでに廃艦? あまり状態の良くない2隻。

NKS005 (640x402)
同じくC地区の埠頭に1隻。こちらは現役のようだ。

NKS006 (640x401)
同じく埠頭に3隻見える。

NKS007 (640x402)
同じくC地区。 埠頭に5隻の大型潜。状態は良いようで現役艦であろう。サンオ級も見える。

NKS008 (640x400)
C地区で、これは廃艦になったW級?。 機関は撤去されているようで、部品取り等になっているのであろう。

NKS009 (640x401)
D地区。日本海に面する潜水艦の第一線基地である。 大型潜は5隻見える。サンオ級なども多数。
2ヶ所の人工入り江の奥には潜水艦等を収容する洞窟設備があることが窺える。

NKS010 (640x401)
同じくD地区の埠頭の1隻。 この潜水艦基地はなかなか立派な施設のようである。
北朝鮮は潜水艦救難艦一隻を保有するといわれ、レスキューチェンバーは塔載すると思われるが、救難能力の程は未知数である。 旧式潜水艦を多数抱えているので、他人事ながら心配になる。

以上で、黄海側に4隻、日本海側に22隻の計26隻の北朝鮮大型潜水艦が確認できる。 これは北朝鮮の保有する大型潜であるR級およびW級のほぼ全数になる。
 撮影日時が必ずしも同日時ではないので、飽く迄参考にしかならないが、撮影日時を遡って見てもほぼ同数の大型潜が確認出来るので、北朝鮮のR級潜水艦は、さほど長期長距離の航行はしておらず、埠頭停泊が長く、頻繁にドック入りしているようである。

 例えて言えば、週に数回エンジンをかけて町内を走る程度で、あとはガレージにしまって大切に動態保存している、おぢいちゃんのダイハツ・ミゼットみたいなものだろうか。



スポンサーサイト
2015/04/23 15:39 北朝鮮 TB(0) CM(0)
昨年頃から北朝鮮の新浦(Shinpo)でこれまで見られなかった大型の潜水艦が確認されたとのニュースが流れている。(

グーグルアースで誰でも見ることが出来るが、北朝鮮日本海側の新浦の潜水艦開発試験施設と思われる周囲を囲まれた埠頭に、これまで知られていたオーサ型や同型をストレッチし近代化したオーサ2型、サンオ型などよりは大型で、R(ロメオ)級よりは全長が短い新型潜水艦が確認できる。

Sinpo2 (589x640)

NKNewSub (640x492)

ShinpoSS (640x387)

最新の写真では以前は見られなかった台船や支援船と思われるものも同施設内に見えその動きも活発で、この新型潜水艦関連の開発試験が進んでいる様子が窺える。

新型潜水艦のセイルにはミサイル発射筒設置用と思われる空所が窺え、従来から伝えられていたSLBM(submarine-launched ballistic missile 潜水艦発射弾道ミサイル)の開発、実用配備に北朝鮮が進んでいるものと考えられる。

この新型潜水艦は地名から「シンポ型」、また塔載するであろうSLBMは「KN-11」と名付けられているようである。

解像度が高くない商用衛星の画像から細部を窺うことは難しいが、SLBMというものの特性や、従来からの北朝鮮のミサイル開発の動向などを参照すると、この北朝鮮のSLBM潜水艦についてある程度の推測が可能である。

北朝鮮の現用弾道ミサイルは、「スカッド」、「ノドン」、「ムスダン」、「KN-8」、「KN-2」等であるが、KN-8は潜水艦塔載には大きすぎ、KN-2は短射程小型弾道ミサイルであり核弾頭の搭載が難しい。

スカッドやその発達型であるノドンをSLBM化するのは、丁度旧ソ連がSLBM開発初期に行ったことで、、スカッドは水中発射が不可能なのでいったん浮上して発射する必要があり、且つ艦内でのミサイルの取り扱いが難しく、度々発火爆発事故を生じている。
スカッドやノドンを流用して水中発射が可能で相当期間の航海にも耐えうる近代的なSLBMとすることは、技術的に難しい。

潜水艦塔載用に全く新しい弾道ミサイルを開発することも考えられようが、弾道ミサイルを潜航中の潜水艦から発射するには特殊な機構と発射管制システムが必要であり、SLBM開発は全体システムの開発であり未経験分野であるから、多大な資源投入と時間を要するだろうし、且つ必ず成功するという保障も無い。

「ムスダン」は、旧ソ連のR-27(SSN-6)SLBMを基に燃料塔載量などを増やして大型化し、陸上発射自走弾道ミサイルとしたものである。()(

ソ連邦崩壊直後の混乱期に北朝鮮はR-27SLBM関係のミサイル技術者を招聘して、同ミサイルの技術移転を行ったとされる。
SLBMであるR-27の技術資料は入手済みであり、改良型の弾道ミサイル「ムスダン」も製造している。
これを本来の潜水艦用SLBMとして採用するのは最も合理的であり、これを使わない手はないであろう。

北朝鮮は旧ソ連の退役潜水艦40隻あまりを鉄屑スクラップとして購入したといわれる。
そのなかには初期のSLBM潜水艦であるG(ゴルフ)級が10隻ほど含まれていたといわれる。

Rー21(SSN-5)SLBMを塔載したG級(Project 629A)は、ソ連邦初の水中発射が可能なSLBM潜水艦となった艦であり、旧式とは言えSLBM発射筒やD4と呼ばれる発射管制システムといったSLBMシステム全体の実物を入手したことは、北朝鮮のSLBM技術開発上大いに参考になったことであろう。(北朝鮮に売却されるに際しSLBM関連機器は取り外したとも言われるが、実態は不明。少なくとも部分的に残されていたり、そのままで渡されていた可能性のほうが高いであろう。)

ソ連海軍G級の一隻K-102はR-27K(SSN-6)SLBM開発にあたり、D5K発射管制システムと共に同ミサイルシステムを塔載する実験艦に改造され(Project 605)、R-27Kの発射試験を行ってもいる。(この実験艦が北朝鮮に渡ったか否かは不詳。)(

ちなみにG級潜水艦をスクラップとして北朝鮮へ輸出したのは、日本の商社であったという。(

G級に塔載されていたR-21(SSN-5)は全長13m直径1.2m重量16.5tというミサイルであった。
R-27(SSN-6)は、全長9m直径1.5m重量14.2t程であるから、径は少々太くなるが重量全長ともに小さいのでR-21の発射筒を基にR-27用を開発することは比較的容易だったのではあるまいか。

ちなみに「ムスダン」は全長を12mほどに延長しているが、グアムなどマリアナの米軍施設を射程に収める要求から、塔載燃料の増加が必要であったものであろう。

G級の図面などを見ると、R-21(SSN-5)SLBMの発射筒と言うのは全長16.4mほどになるようである。
R-21ミサイルの長さを除く3.4mほどが発射関連機構の補器スペース分とすれば、R-27(SSN-6)用の発射筒は全長12.4m程となる。北朝鮮と言えども機器類の進歩小型化を考えれば、R-27用発射筒は>12m程度で出来るであろうか。

G級を改造してR-27塔載実験艦としたものや、R-27を実用塔載したY級のミサイル区画の船体深さも、いずれも12m弱程度のものであるから、船体深さが12mもあれば、R-27の発射筒はスペース的には十分設置出来るものであろう。

「シンポ型」は全長66m程の艦であり、水中性能を考慮した”太った”船型であれば、船体底部をG級のような無理な構造にしなくとも、R-27SLBMは塔載可能であろう。
セイルも取り立てて高くないようなのも、R-27がセイル部船体に無理無く十分納まっていることを示唆していようか。

塔載するSLBM数であるが、セイルの大きさから2基納まるとも考えられるが、やはり1基塔載して現在はSLBMの実用実験艦とし、SLBMシステムの開発実験に当っているものと考えられようか。

作戦艦とするなら、少なくともSLBMは3基以上は塔載したいであろうし、将来はシンポ型にある程度の数のSLBMを塔載するものを何隻か建造するであろうか。

北朝鮮は日本の1/3弱の面積の国土である。
山の狸然として秘密の洞窟に隠匿するとしても、発射する場合には露出する必要があるし、センサー類が著しく発達している現在では、地上発射型弾道ミサイルではどうしても捕捉され易い。
その点やはり海は広い。
北朝鮮潜水艦の静粛化技術に問題はあるとしても、SLBMの生存性は、地上発射型弾道ミサイルとは比較にならないであろう。

「海の忍者」といわれる潜水艦であるから、目標に近い海中に任意自在に占位して奇襲攻撃することが理論的には可能であり、米国西海岸やハワイ、日本等の主要目標に対し、対応時間を与えない至近距離からの攻撃が可能になるから、シンポ型SLBM潜水艦は、日米が進める弾道ミサイル防衛への北朝鮮の回答とも言えようか。

パトリオットPAC3の電子走査レーダーも背中には電波は振れないから、全周警戒出来る配備が有事には必要になるだろうし、イージスBMD艦も日本海ばかりでなく太平洋側にも警戒配置する必要が将来の有事には生じるようになろうか。

シンポ型潜水艦塔載用とみられるKN-11ミサイルは、昨年11月に新浦の陸上試験施設でミサイル射出試験が行われ、今年1月23日には海上のプラットフォームからのミサイル射出・発射試験が行われたといわれる。()(船体発射筒内でSLBM本体のロケットモーターに点火したのでは大変なことになるので、SLBMは火薬や水圧等でいったん船体外に射出してからミサイル本体のロケットモーターに点火するシークェンスである。 最新のSLBMは潜水艦から離れれば水中内でロケットモーターに点火が可能だというが、R-27は海上に射出されてから点火するようである。)
試験は失敗したという話は聞かないからいずれも成功したのだろうし、今年中には実艦からのミサイル射出・発射試験に進む可能性が高いだろうか。

629ANKSLBM (640x419)
G級(R-21塔載型全長99m)とシンポ型(R-27塔載全長66m)推定図の比較。(シンポ型の推定図作成は俺。)
シンポ型は排水量1200~1500t程度になると思われるが、旧式化しているR級の後継艦としてSLBMを搭載しない通常型の建造も考えられようか。

KimSub (640x426)
潜水艦基地を「現地指導」に訪れR級艦内で潜望鏡を覗く、(閲覧者気を付けッ!)金正恩朝鮮民主主義人民共和国元帥閣下(さあ皆様ご一緒に、マンセー、マンセーッ!)。
金正恩最高司令官は潜水艦の艦長に”航海術を伝授した”のだという。なんという天才!! 生まれながらにしての正統な共和国の人民最高指導者であられる。

金が覗いているのが攻撃潜望鏡、後方のが捜索潜望鏡。右側面にARPのLCDパネルが見えるが、旧式なR級を民生PC品などを活用して近代化に努めている様子が窺える。
このような艦内の写真が公開されたりするのは、R級もそろそろ退役で後継艦の目途もついていることを示唆していようか。

R級(ロメオ・クラス Project633)と言うのは1950年代のソ連の潜水艦である。

1960年代に中国に技術供与されて中国で92隻ほど量産されている(中国033型潜艇)。
北朝鮮のR級は中国からの技術供与によるもので、完成艦7隻の引渡し(1973年に2隻、74年に2隻、そして75年に3隻)を受けた後は、中国の技術指導により北朝鮮国内で建造を開始し、1975年から82年までに16隻を建造し、北朝鮮は潜水艦建造技術を習得している。

1隻は1985年に沈没事故で喪失したというから、R級は22隻ほど保有していることになるのだが、なにせ年代モノであるから、いくら主体思想で物持ちが良い北朝鮮でも果たして何隻が潜水艦戦力として稼動状態にあるものやら?

潜航状態では8kntで4500浬、作戦日数60日の最大行動能力をR級は有すると言うが、艦内居住環境は劣悪であり、いくら朝鮮人民軍海軍は主体思想とキムチ食で士気が高いニダといっても一ヶ月程度の作戦行動が実質限界ではあるまいか?
魚雷発射管は8門(艦首6、艦尾2、塔載魚雷14本)装備となかなかに重武装である。
魚雷については韓国海軍の天安を撃沈したホーミング魚雷など、長魚雷3種短魚雷1種ほどの北朝鮮製魚雷の存在が知られているようである。

随時装備機器の近代化はしているとしても、R級の全般性能はとても今日の潜水艦とは言い難く、これで作戦行動中の米帝や日帝の侵略帝国主義者や南韓の傀儡勢力艦艇に無慈悲な鉄槌を下すのは難しいとしても、民間船舶相手には有効だろうし、R級は魚雷に代えて機雷を28個程塔載し機雷戦を行う能力があるといい、旧式艦でも航路帯に機雷でも放出されれば、やっかいなことになる。

航路帯に機雷の1個が発見されただけでも、安全が確認されるまでは船舶の航行は出来なくなるだろうし、フェリーやクルーズ船が触雷したりすれば衝撃的な犠牲者数が生じる事態も考えられる。

機雷に触雷すれば駆逐艦程度なら沈没するおそれもあり、米海軍の原子力攻撃空母と言えども沈没はしないまでも要修理となり戦列脱落を余儀なくされよう。
技術的には枯れたものであり北朝鮮でも複合機雷はじめ各種機雷を生産し備蓄しているだろうし、パッシブな兵器ではあるものの、”甘くすれば大物ゲット”であり、何より安い!。

朝鮮戦争では北朝鮮は元山、仁川などで機雷戦を実施し、米軍はじめ国連軍に少なからぬ損害を与えている。
米海軍が朝鮮戦争で被った人的被害の7割は機雷によるものといわれている。

米帝国主義者や南韓傀儡政権の海軍、日本帝国主義者の侵略海上勢力と対等に渡り合えるような水上艦戦力を整備することは主体思想でも不可能なのはさすがに解っているようであり、潜水艦、機雷といった隙間を突く戦備を整えるほか選択はないのであろう。
無慈悲な鉄槌として機雷戦を北朝鮮は今後も重視するのであろうし、有効な機雷戦能力を持つ大きさのR級代替潜水艦を必要としているであろう。

SungO2 (640x324)
こちらはサンオ2型。 機密性が高いのか、 まだ鮮明な写真が見当たらない。
サンオ級を5mほどストレッチし、その塔載機器も近代化していると思われる。 北朝鮮が現在配備している中では最新の潜水艦になる。
セイルもサンオ級のような段差のないスマートなものになっている。 技術的な継続性はシンポ型にも見られようか。
水上排水量は340t以下のようであるから作戦行動1週間程度の沿岸作戦艦であろうし、R級の後継艦としては小型に過ぎようか。(
基本設計はやはり古いだろうし、北の航洋型潜水艦であるR級の後継艦としては、シンポ通常型という可能性が一番高いだろうか。

これからの性能確認試験如何であろうが、シンポ型新潜水艦は北朝鮮の多くの期待を担っているものなのであろう。


2015/04/08 17:50 北朝鮮 TB(0) CM(0)
今週の始めから北朝鮮のネット接続環境が不安定になり、現地火曜の0115からは9時間半にわたり完全に接続が絶たれた状態に陥ったのだという。(Dyn Research

現在もネット接続環境は不安定な状態が続いているという。

北朝鮮自身が回線改良工事や保安措置、その他の事情で断線した可能性も考えられるが、外部よりのサイバー攻撃に曝された可能性が高いという。

北朝鮮のネット回線は中国の「China unicom」経由だというから、オイルや武器、食糧その他の輸入必需品と同様、ネットも中国が握っていることになる。

米国はソニー映画社への北朝鮮政府によるサイバー攻撃に対して、「対抗措置をとる」と言っていたが、今回の北朝鮮へのサイバー攻撃に関しては、「やった」とも「やっていない」とも言わない姿勢のようである。(State Dept.)

北朝鮮は大変人気の高い国であるから、一般のハッカーなりがサイバー攻撃を仕掛けた単なる”愉快犯”の可能性も考えられ、当事者の北朝鮮による原因究明の発表が待たれるのだが、現在まで北朝鮮はこの件に関し一切報道していないのだという。

原因を究明し犯人を特定する能力が無ければ、採り得る対応は唯一つだろうか、「沈黙は金」。

北朝鮮ではネット・ユーザというのは、党や軍の高級幹部など一部の限られた少数の者だけというから、ネット接続が出来なくなっても実質困ることもないであろう。

銀行決済やクレジット・カード、各種の情報や通信がネットに大きく依存している米国社会などでは、ネットが使用不能に陥った場合には、相当に大きな社会的・経済的損害を生じそうである。

その点北朝鮮なんかは、ネットが止まったところで、一部高級幹部などの精神的なショックだけで、一般人民の社会活動には何等の影響もなさそうである。

「無制限のサイバー戦」に突入した場合には、北朝鮮はなかなか手強い相手になるだろうか。

いかな優秀な人材を集めたUSサイバー・コマンドといえども、「無い」ものは、攻撃して破壊しようがない!

金正恩が主人公という喜劇映画だが、その対応に批判を受けていたソニー映画社は、当初の計画通りにクリスマスに公開することに転じたと言う。

ニュース取材に、ソニー映画社のCEOは「映画館が上映中止にしたので、同映画の供給を中止せざる得なかった」と言訳していたが、CEOのおっさん、それは違う。

 映画館によってはテロ事件など起こされては堪らないので同映画の上映を中止するところもあるだろうし、中には警備・警戒を強化してでも上映をする気骨ある映画館も全米にはあるのだから、映画供給を全面中止するのでなく、上映の有無は各映画館の判断に任せるべきことであった。

他人の事は言えないが、アメリカにはミリオタやガンマニアも多いので、映画館の前には装甲車、出来れば戦車などを置き、館内もM4やMINIMI等で重武装したガードマンなどが巡回警備する環境なら、臨場感があって却って今年一番の人気映画となりそうである。

ソニー映画社は、今回かなりな社内情報が盗まれたという話であるが、生身の会社であれば中には”世間様に知れると、これは一寸ヤバイ”といったものもあるかも知れないが、大局から考えて見れば、どうてことはないものである。
 最悪、責任者の辞任ということになったとしても、CEOや重役の替りは幾らでもいるものだ。

喜劇映画のテーマとしての主人公になれるほどの”偉大な指導者”というのは、世界の歴史に多そうで意外と少ないものであろう。

オバマ大統領や安倍総理なども喜劇としてはいまひとつだろうし、日本の天皇なども真面目すぎて面白くはあるまい。

過去にはチャリー・チャップリンという稀代の名優が、ヒットラーを主人公に「独裁者(The Great Dictator)」という映画を作っている。

現在の視線からすれば、何てことのないヒットラーの揶揄映画であるが、当時はナチス第三帝国がその強大な力で欧州を圧倒蹂躙しつつあった渦中の時代である。
 戦争の帰趨は誰にもまだ判らない。こんな映画を作って、もしアドルフ・ヒットラーが欧州全域の正義の時代になったら、役者としても自分の生命も終るのであるから、勇気が要ったことだろう。
 事実賛同者も少なく、この映画製作に当ってはチャップリンは自費を投ぜざる得なかったのだという。

この映画は、チャップリンの初めての音声入りの映画なのだそうだが、見るとチャップリン扮するヒットラーもどきの独裁者のマイクも傾ぐ見事な演説は、英語でもドイツ語でも何語でもない。 演説の内容は誰もわからないが、言いたい事は万人にわかる映画に作ってある。
 ユダヤ人政策など独裁者ヒットラーの非人間的行為への「チャップリンの怒り」が、彼にこの映画をつくらせたのだという。

ヒットラーや、金正恩くらい、人間としてのタガが外れていないと、喜劇映画の主人公にはなれまい。







2014/12/24 21:32 北朝鮮 TB(0) CM(0)
ソニーの米国映画事業会社(Sony Pictures Entertainment)が、北朝鮮による大規模なMalware攻撃を受けて、社内データやメール交信が抜き取られ、社内コンピュータ・システムもダウンさせられて業務が停止し、甚大な損害を受けたと言う。

当該ソニー映画社はサイバー攻撃認知後ただちにFBIに連絡したようで、FBIは攻撃源をトラック出来たといい、このサイバー攻撃は「北朝鮮政府によるもの」と断定している。(FBI SONY Investigation

北朝鮮の独裁者3代目の金正恩を題材とした「The Interview」というコメディー映画をソニー映画は製作していたそうで、「平壌に取材に行く機会に金を暗殺する」とかいうストーリーの映画なのだという。

映画そのものはB級のコメディー映画のようだが、北朝鮮政府にすれば、「生まれながらにしての人民の偉大なる指導者」であり、「砲術の天才」であり、艦長に「航海術を伝授」する天才でもある、「正当な人民の偉大な指導者」が、喜劇映画でコケにされたのでは許しておけまい。

映画製作者にすれば、3代目の馬鹿殿をバカ殿に描いてなにが悪いということになろうが、本人にすれば、幇間に囲まれ男芸者衆の取巻きに「偉い」「エラい!」と言われて育てば、”自分は天才で偉大だ”と心底思っているかも知れぬだろうか。

首都平壌でも電気が24時間安定して供給されず時折停電が生じるといい、情報の自由などそもそも認められない社会であるから一般人民にはネットなど遠い世界だろうが、サイバー攻撃能力の開発には熱心なようで、数千名規模の「121部隊」というサイバー戦部隊が朝鮮人民軍に存在するという。

この北朝鮮サイバー部隊の規模については、1,000人、1,800人、3,000人、さらには1万人等の数字が見られるが、こればかりは頭数よりもその能力だろうし、北朝鮮の組織内育成ではどうしても限界もあるだろうから、中国等で適格者を都度リクルートして”臨時雇用”するなども有得ることであろう。

肝心の能力については、中国の61398部隊(注:米中サイバー戦)ほどではないようだが、ソニー映画社など大手民間企業に侵入し、そのITシステムを破壊する能力は持つことを今回証明していよう。

韓国の銀行やメデアに対する北のサイバー攻撃というのは、これまでにもあったという。(

中国による対米サイバー攻撃というのは、国防省や国防関連企業で何件か生じていたニュースがあったが、北朝鮮による対米サイバー攻撃というのは今まで聞いた事が無く、今回が初めてではなかろうか。

上映劇場へのテロ攻撃も示唆されていたといい、結局ソニー映画社は当該喜劇映画の配給を中止したのだという。

ソニー映画社にしてみれば、これ以上社内システムをメチャクチャにされては堪らないということだろうが、北朝鮮121部隊は今回見事にその目的を果たし、使命を達成したということになる。

「SONY」と言えば日本を代表する一流企業のひとつだろうし、VAIO?とかPC関連事業もやっていたろうし、元々ハイテックには強い会社と思っていたのだが、サイバー攻撃の暴力による「脅し」にはどうにも非常に弱いだろうか。

サイバー攻撃に曝されて、ハッカーに「無条件降伏」したという例も初めてではなかろうか?

映画製作をするような会社というのは、「表現の自由」を犯されたり、干渉を受けることには最もKeenであるべき筈だが、自身の安全を慮るばかりに、守らねばならぬ最も大切なものをソニーは自ら放棄してしまっている。





2014/12/22 13:42 北朝鮮 TB(0) CM(0)
中国当局による2013年の中朝間貿易統計が発表されたとのニュース。

両国間の輸出入ともに順調な延びを見せており、とくに北朝鮮から中国への輸出は鉄鉱石や無煙炭などの鉱物資源を主に、前年比16.8%という高い延びを示しているのが注目される。

国際連合による北朝鮮への経済制裁決議など何処吹く風といった風情であり、中国が北朝鮮を支えている構図がよく解る。

貿易総額はさほど大きな数字ではないわけだが、北朝鮮は元々小さな経済規模の国であり、厳しい弾圧の統制国家であるから、下層民は兎も角として朝鮮人民軍はじめ金王朝の取巻き幹部へ必要なものが渡っていれば、地球上最期の楽園国家の安定は確保されるのであろう。

中朝国境がオープンで中朝取引がある限り、北朝鮮が経済面から破綻崩壊することは生じないというところか。

金正恩若将軍の叔父でありながら、なんと”中国の犬”であったという、成沢が処刑されたわけだが、中国が北朝鮮の崩壊を望まず、北朝鮮も中国との貿易維持が王朝生存に必須なわけであるから、少々のことはあっても中朝貿易の維持拡大傾向は大局的に変わるまい。

北京発の記事だそうだが、堂々たる日本の経済専門紙の記者なのであるから、圧力に屈したり強いものに媚びたりすることなく、真実を正面から見据えて記事は堂々と書いて欲しいね。

◇◇◇引用:日経ネット

中朝貿易総額、13年は8.6%増 経済制裁響き伸び悩み
2014/1/28 19:52

【北京=島田学】中国税関総署が公表した貿易統計によると、中国と北朝鮮の2013年の貿易総額は65億5600万ドル(約6750億円)だった。貿易総額が60億ドルを超えたのは2年連続で、過去最高を更新した。ただ12年比では8.6%増と伸び悩んだ。13年2月の北朝鮮の核実験強行を受け、中国が実施した経済制裁が響いた。

 中国から北朝鮮への輸出額も36億3200万ドル(約3740億円)と同2.8%増にとどまった。経済制裁の一環で、燃料不足を補う原油などの輸出を中国側が減らしたとみられている。

 中国の北朝鮮からの輸入額は29億2400万ドル(約3010億円)と同16.8%増えた。中朝貿易関係者によると、鉄鉱石や無煙炭など鉱物資源の輸入が増えた。北朝鮮が外貨獲得を中国への資源輸出に依存する苦しい実態を浮き彫りにした。

 もっとも、中朝貿易の振興を掲げていた北朝鮮の張成沢(チャン・ソンテク)元国防副委員長が昨年12月に処刑された後は、多くの北朝鮮の貿易関係者が北朝鮮に戻るなど、中朝貿易は滞った状態が続く。中国側は中国とのパイプ役だった張氏処刑に不快感を抱いており、中朝関係の冷え込みが14年の貿易にどう影響するかが注目される。


http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM2803U_Y4A120C1FF1000/
◇◇◇

◇◇◇2012年の中朝貿易(参考) 
引用:通商広報

2012年の中朝貿易、前年比5.4%増で過去最高に (中国、北朝鮮)
2013年2月21日 中国北アジア課

 2012年の中国と北朝鮮との貿易は前年比5.4%増の59億3,054万ドルと過去最高を記録した。北朝鮮にとって中国との貿易が年々増加しており、中国への貿易依存度が一層高まっている。

<中国の対北輸出は原油・石油製品が依然大きな比重>
 貿易統計データベースのグローバル・トレード・アトラス(GTA)が2013年1月末に明らかにした2012年の中朝貿易は、中国側の資料に基づくもので、中国の対北朝鮮輸出は前年比8.9%増の34億4,584万ドル、北朝鮮からの輸入は0.8%増の24億8,470万ドル、貿易収支は9億6,114万ドルの黒字となった(表1参照)。

Hyo1 (527x125)

 中国から北朝鮮への輸出を品目別(HS2桁ベース)でみると、鉱物性燃料など(原油・石油製品類)が7億8,998万ドルで、輸出全体の22.9%を占める(表2参照)。次いで原子炉、ボイラー、機械類で2億9,270万ドル、電気機器類が2億6,691万ドル、鉄道用車両などが2億3,265万ドルの順になっている。前年比伸び率では、プラスチック類、人造繊維の長繊維、ゴム製品、動物性・植物性油脂などの伸びが大きい。統計には表れていないが、最近急速に普及している携帯電話機などの輸出も多いと推測される。

Hyo2 (575x354)

<北朝鮮の対中輸出は主に石炭や衣類>
 一方、中国の北朝鮮からの輸入をみると、2012年は前年比ほぼ横ばいだった(表3参照)。品目別(HS2桁ベース)でみると、石炭などの鉱物性燃料が全体の半分近い12億558万ドルを占める。次いで、編み物以外の衣類および同付属品で3億7,299万ドル、以下、鉱石、スラグおよび灰が3億5,751万ドル、鉄鋼が1億2,461万ドル、魚、甲殻類などが1億53万ドル、編み物の衣類が6,661万ドルの順で続いている。

 前年比伸び率では、電気機器・同部品などが37.7%増、魚、甲殻類などが21.5%増、編み物の衣類が15.7%増と大きく伸びたものの、北朝鮮の対中輸出の主要品目である鉱物性燃料や編み物以外の衣類などは5%弱の伸びにとどまっており、鉱石、スラグおよび灰、鉄鋼などは前年比2桁の減少率になっている。

Hyo3 (571x303)

<対中貿易依存度は89.1%との調査結果も>
 北朝鮮が公式の貿易統計を発表していない中で、大韓貿易投資振興公社(KOTRA)が2012年5月30日に「2011年の北朝鮮の対外貿易動向」を発表している。北朝鮮と韓国との間の南北交易を除いた北朝鮮の貿易規模を調査したもので、これによると、2011年の北朝鮮の貿易総額は前年比51.3%増の63億1,600万ドル、うち輸出は84.2%増の27億8,800万ドル、輸入は32.6%増の35億2,800万ドルで、貿易収支は7億4,000万ドルの赤字を記録した。このうち、対中輸出は前年比7.4%増の24億6,400万ドル、対中輸入は39.0%増の31億6,500万ドルで、貿易総額は62.4%増の56億2,900万ドルとなり、この結果、北朝鮮の2011年の対中貿易依存度は89.1%に達したとしている。

 北朝鮮の対中輸出は、鉱物資源、繊維などの軽工業製品、それに水産物、食品などに限られており、今後もこの傾向に大きな変化はないものとみられる。北朝鮮にとっては、付加価値の高い製品を開発し、中国に輸出することが貿易収支を均衡させる上で急務だが、短期間でそれを実現するのは難しく、中国東北部への労働者の派遣で外貨を獲得しようとする動きがみられる。

(根本光幸)
(中国・北朝鮮)
通商弘報  512489ba85ca0
http://www.jetro.go.jp/biznews/512489ba85ca0
◇◇◇
2014/01/31 10:54 北朝鮮 TB(0) CM(0)
検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。